愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」(あいのままにわがままに ぼくはきみだけをきずつけない)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。1993年3月17日にBMGルームスより12作目のシングルとして発売された。
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」 | ||||||||||||||||
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B'z の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『B'z The Best "Pleasure"』 | ||||||||||||||||
B面 | JOY | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | ||||||||||||||||
ジャンル | ||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル |
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作詞・作曲 | ||||||||||||||||
プロデュース | 松本孝弘 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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B'z シングル 年表 | ||||||||||||||||
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目次
概要
アルバムツアー『B'z LIVE-GYM '93 RUN』開催中に発売されたシングルで、B'zのシングルで初の横向きデザインのジャケット[6]。
B'z最大のヒットシングルであり[7]、オリコン週間シングルチャートで4週連続1位を獲得し、1993年度オリコン年間チャートもB'zのシングルで最高となる2位を記録した。また、発売から10年後の2003年に再発盤との合算で累計売上202.1万枚となり、シングルでは唯一200万枚を突破した[8]。
当時はビーイング系が売上を伸ばしたビーイングブームだったこともあり、1993年度オリコン年間1位を獲得した『YAH YAH YAH/夢の番人』(CHAGE and ASKA)の首位を2週間で止め、1993年3月29日付のオリコンチャートでは初動で72.5万枚を記録し1位となった。本作を皮切りにビーイング系のシングルは同年7月26日付まで18週連続でオリコンチャート1位を独占した。
2003年3月26日に34thシングル『IT'S SHOWTIME!!』と他のB'zの過去のシングル10作(4thシングル『BE THERE』 - 13thシングル『裸足の女神』)と共に再発売(リマスタリング、12cm化) され、2003年4月7日付けオリコン週間シングルチャートでは再発売シングル10作が上位を占め(本作は5位)、トップ10中9タイトルを独占した[注 2][4]。
収録曲
- 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない (3:58)
- 前作「ZERO」とは異なり再びポップ路線となっており、タイアップとなった1993年版『西遊記』を意識したため、イントロ部分がオリエンタルな雰囲気に仕上がっている。
- 稲葉によると「究極のわがままな歌と言えるかも」[9]とのことで、当初の表記は「愛のままにわがままに」だけだった。だが、周りの「もっとインパクトが欲しい」とのリクエストでこのようになった。稲葉は会報で「いつかこれくらい長い曲名の曲を作りたい」と語っているが、現在まで実現していない。
- ドラマのタイアップは発売の前年に決定しており、1993年1月よりレコーディングが開始された[10]。
- オリジナル・アルバムには収録されておらず、ベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure"』『B'z The Best "ULTRA Pleasure"』『B'z The Best XXV 1988-1998』に収録された。また、松本のソロアルバム『House Of Strings』にはインストゥルメンタルバージョンが収録されている。
- TV番組での演奏は、1993年3月19日に『ミュージックステーション』で一度演奏されている[11]。それから10年後にあたる2003年に『ミュージックステーションスペシャル』(2003年3月28日)[12]・『CDTV 10周年史上最高プレミアライブ!(2003年4月2日)で「IT'S SHOWTIME!!」と共に演奏された。
- ライブでは滅多に演奏されず、1994年から2003年までの9年間は一切演奏されなかった[注 3]。理由としてメンバーは過去のインタビューで「ライブ映えしない」「(当時のライブで)思ったほど客のリアクションがなかった」などとコメントしていており[注 4]、2008年に行ったツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-』のパンフレット内でのインタビューでも、稲葉は「ノリにくい・・・みたいなね」と評した[14]。
- JOY (3:38)
- 1曲目同様オリエンタルな要素をとり入れた曲で、松本は「サウンド的にも実験的なことをやっている作品」と述べている[9]。
- オリジナル・アルバムには未収録だが、マスト・アルバム『B'z The "Mixture"』に「JOY -Mixture mix-」が収録されている。
- 2nd beatとしては初めてのライブ未演奏曲である。
タイアップ
参加ミュージシャン
収録アルバム
愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
- B'z TV STYLE II Songless Version(TV STYLE)
- B'z The Best "Pleasure"
- B'z The Best "ULTRA Pleasure"
- B'z The Best XXV 1988-1998
- House Of Strings(インストゥルメンタルバージョン)
JOY
- B'z The "Mixture"(-Mixture mix-)
ライブ映像作品
愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
脚注
注釈
- ^ 再発盤の売上を含んで集計。
- ^ ただし、2位に『世界に一つだけの花』(SMAP)がランクインしたため、TOP10独占までには至らなかった[4]。
- ^ これまでにLIVE-GYMで演奏されたのは以下の通り。
B'z LIVE-GYM '93 "RUN"(※後半から)
B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues"〈PART1〉(※前半のみ)
B'z LIVE-GYM 2003 The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!"(※渚園公演2日目除く)
B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"(※アコースティックアレンジ、アリーナ公演中盤から)
B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" - ^ 音楽評論家の佐伯明は「B'zの大ブレイク以降、J-POPでは『愛のままに〜』のような曲が常套手段として模倣されるようになり、逆に本人達が食傷気味になってしまった」と分析している[13]。
出典
- ^ 「日本レコード協会 ミリオン以上認定作品
」『The Record』第443号、日本レコード協会、1996年10月1日、 4頁。
- ^ “レコ協、7月度着うた等有料音楽配信認定を公表”
. Musicman (エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社). (2011年8月19日) 2019年10月6日閲覧。
- ^ “第8回日本ゴールドディスク大賞 / Gold Disc Hall of Fame 8th|THE GOLD DISC
”. 日本レコード協会 (1994年). 2019年11月26日閲覧。
- ^ a b c “■ オリコン ENTERTAINMENT SITE
”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナル
よりアーカイブ。2019年11月26日閲覧。
- ^ “音楽シーンで振り返る“平成” 際立つビーイングの存在感”
. ORICON NEWS (オリコン). (2018年12月3日) 2018年12月25日閲覧。
- ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年、135頁。
- ^ “B'zのシングル売上ランキング”
. ORICON NEWS (オリコン) 2019年9月21日閲覧。
- ^ “B'z、歴代No.1アーティストまでの軌跡!”
. ORICON NEWS (オリコン). (2006年5月25日) 2019年11月26日閲覧。
- ^ a b 『be with!』第79巻、B'z Party、2008年10月。
- ^ 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日、69頁。
- ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション
”. テレビ朝日 (1993年3月19日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション
”. テレビ朝日 (2003年3月28日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ 『WHAT's IN?』第121巻1998年5月号、ソニー・マガジンズ。[要ページ番号]
- ^ 『B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS- パンフレット』VERMILLION、2008年、23頁。
ソース
情報の状況: 22.07.2021 11:09:06 CEST
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