FACES PLACES (アルバム)
FACES PLACES(フェイセス・プレイセス)は、globeの2枚目のフルアルバム。
『FACES PLACES』 | ||||
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globe の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
RECORD PLANT LARRABEE NORTH LARRABEE WEST RUMBO RECORDING TRACK RECORD IND. STUDIO 56 tetsuya komuro sequence 1105st | |||
ジャンル |
J-POP グランジ オルタナティヴ・ミュージック | |||
時間 | ||||
レーベル | avex globe | |||
プロデュース | 小室哲哉 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
ベスト・ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽) | ||||
globe アルバム 年表 | ||||
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『FACES PLACES』収録のシングル | ||||
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目次
解説
ミリオンセラーシングル2曲『Can't Stop Fallin' in Love』、『FACE』を含む、6thシングル『Is this love』から後にシングルカットされた10thシングル『Anytime smokin' cigarette』までのシングル5曲を収録。
初週で164万枚を売り上げ、オリコン初登場1位を記録し翌週も1位を獲得した。累積売上は323.9万枚で日本の歴代アルバム売上16位、オリジナルアルバムに限ると歴代10位の売上を誇る。
2016年12月21日に96kHz/24bitのハイレゾリューションオーディオとして鈴木浩二氏の手によりリマスタリングされ配信リリースされた[1]。
音楽性
カート・コバーンが亡くなった時に本作の原点となるメロディのみのデモテープをロンドンで作っていたので、ニルヴァーナの作風に非常に傾倒しながら制作した[2]。
アルバム全体のテーマは「ニルヴァーナの終結」「グランジの崩壊」「ギターのハネる表現・特有のグルーヴ感・スウィング奏法を表現し切ること」という落ち着かない雰囲気作りを志向した[3][4]。
歌詞全体のコンセプトは「1,2分の間に何が起こったのか、その瞬間何を考えていたのかを深く掘り下げて切り取る」様に心がけた[5]。
録音
シングルで先行発売された楽曲以外は1997年1月1日以降に改めてデモテープを練り直し、ロサンゼルスの2つのスタジオで本格的なレコーディングに突入した[6]。全てドラムマシンを起動しながらギターの即興の弾き語りの形で小室の仮歌を録った後、マークにコード進行を教えながらベースを弾き語り、KEIKOもエフェクトをかけずに生で歌う形で改めてglobeの楽曲としての音源を制作した[3][7][6]。
この段階で荒々しさを気に入った小室がそのままOKテイクにしようとしたが、流石に周囲からNGを出されたため[8]、「デモテープに録った味を殺さずに荒さを消して、CDとして発売できるまでのクオリティへ高めるレコーディング作業を行う」と同時に「『globe@4_domes』のリハーサルを同時進行で進める」という強行スケジュールで制作され、小室も後に「今までのレコーディングで、一番難しくて大変だった」と振り返った[9][6]。
収録曲
全作曲・編曲:小室哲哉 作詞:小室哲哉&MARC(track:2~4・6~8・10~12)、MARC(track:5)
- overdose
- インストゥルメンタル
- DEGENERATE
- FACES PLACES
- Is this love
- ニュー・アレンジで収録。
- So far away from home(Beautiful Journey)
- a temporary girl
- Because I LOVE the NIGHT
- カネボウ「マイルドコートシャンプー」CMソング
- Anytime smokin' cigarette
- Watch the movie?
- インストゥルメンタル
- a picture on my mind
- FACE
- ニュー・アレンジで収録。
- Can't Stop Fallin' in Love
- ニュー・アレンジで収録。
- can't stop PIANO SOLO
- インストゥルメンタル
- FACES PLACES(REMIX)
- Remixed by EDDIE DELENA
参加ミュージシャン
- TETSUYA KOMURO: ALL KEYBOARDS and PROGRAMMING on ALL TRACKS, GUITARS on 3,7,8 and 10, BLUES HARP on 7,8 and 10, GLOCKEN on 10
- KENJI SANO: BASS on ALL TRACKS except 1,2 and 13 (BY THE COURTESY OF PONY CANION INC.)
- KAZUHIRO MATSUO: GUITARS on ALL TRACKS except 1,2 and 13
- KEN KIMURA: GUITARS on ALL TRACKS except 1,2,4,12 and 13
- KAORI ONO: PERCUSSION, DRUM KIT on ALL TRACKS except 1,2,12 and 13
- LYNN MABRY: CHORUS on 2
- VALERIE MAYO: CHORUS on 2
- WILL WHEATON: CHORUS on 2
- MIXED by EDDIE DELENA
- VOCAL DIRECTED by TETSUYA KOMURO, KENJI SANO
- SYNTHESIZER PROGRAMMING by GARY THOMAS WRIGHT, AKIHISA MURAKAMI(tetsuya komuro sequence), SUSUMU KASAI
脚注
- ^ globe 20周年イヤーを記念したハイレゾリリース&期間限定フラッシュプライス!
e-onkyo music NEWS 2016年12月22日閲覧
- ^ マガジンハウス刊『GINZA』2017年4月号113Pより。
- ^ a b ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1997年4月号「globe "FACES PLACES" SPECIAL LONG INTERVIEW IB L.A.」44P-45Pより。
- ^ 「ぴあ」1999年12月6日号22Pより。
- ^ 角川書店刊『月刊カドカワ』1997年5月号110Pより。
- ^ a b c ダイヤモンド社刊『FM STATION』1997年4月20日号「INTERVIEW→globe みんなに伝えるためのキーワードは“オルタナティブ” 自然体の私たちをライブでも素直に受け止めてほしい」16P-17Pより。
- ^ オリコン・エンタテインメント刊「オリコン・ウィーク The Ichiban」1997年3月3日号136Pより。
- ^ ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1997年4月号「globe "FACES PLACES" SPECIAL LONG INTERVIEW IB L.A.」44P-45Pより。
- ^ 「beatfreak 111 issue
」より。
ソース
情報の状況: 19.07.2021 10:53:38 CEST
ソース: Wikipedia (著者 [バージョンヒストリー]) テキストのライセンス: CC-BY-SA-3.0. 個々の画像やメディアの作者やライセンスは、キャプションに記載されているか、画像をクリックすると表示されます。
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