Tomorrow never knows (Mr.Childrenの曲)
「Tomorrow never knows」(トゥモロー・ネヴァー・ノウズ)は、日本のバンド・Mr.Childrenの楽曲。1994年11月10日にトイズファクトリーより6枚目のシングルとして発売された。
「Tomorrow never knows」 | ||||||||||||||||||||||||||||
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Mr.Children の シングル | ||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『BOLERO』 | ||||||||||||||||||||||||||||
B面 | ラヴ コネクション | |||||||||||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||||||||||
規格 | 8cmシングル | |||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | ||||||||||||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | トイズファクトリー | |||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | 桜井和寿 | |||||||||||||||||||||||||||
プロデュース | 小林武史 | |||||||||||||||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||||||||||
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Mr.Children シングル 年表 | ||||||||||||||||||||||||||||
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EANコード | ||||||||||||||||||||||||||||
EAN 4988061280288 | ||||||||||||||||||||||||||||
ミュージックビデオ | ||||||||||||||||||||||||||||
「Tomorrow never knows」 「ラヴ コネクション」 |
目次
概要
前作『innocent world』から約5か月での発売となったシングルで、4枚目のアルバム『Atomic Heart』がロングヒットを記録している最中に発売された。この曲で、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(1994年11月21日放送)に初出演を果たした。
バージョン違い
本作はオリジナルのシングルバージョンと、remixバージョンの2種類が存在する。
シングルバージョンはドラム等の楽器類が打ち込みになっているが、remixバージョンはシングルバージョンの打ち込み内容を後日、生演奏で録り直されたものとなっている。
6枚目のアルバム『BOLERO』とベスト・アルバム『Mr.Children 1992-1995』および配信限定ベスト・アルバム『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』にはremixバージョンが収録されており、シングルバージョンが収録されているのは本作と、香港・台湾などで限定発売されたベスト・アルバム『LAND IN ASIA』のみ。
チャート成績
初週売上は約67.0万枚と前作の約20.6万枚を大幅に上回り、発売から3週目で累計売上が100万枚を突破し、4枚目のシングル『CROSS ROAD』から3作連続でミリオンセラーを達成した。最終的な売り上げは約276.6万枚を記録し、現時点でMr.Childrenのシングルでは最大のヒット作となっている。また、トイズファクトリーにて発売されたシングルとしても最多の売り上げを記録した。
CDシングルでは歴代8位の売り上げであるが、年間1位は獲得していない[注釈 1][注釈 2]。これは当時のオリコン年間ランキングが12月第1週から該当年11月最終週までの集計であったため、発売日と集計期間の関係で1994年度(22位)と1995年度(4位)にまたがってチャートインしたためである。
本作と5枚目のシングル『innocent world』の大ヒットによって、過去の作品が再びチャートにランクインするなどの大きな相乗効果が生まれた。
収録曲
- 全作詞:桜井和寿 / 全編曲:小林武史 & Mr.Children
- Tomorrow never knows [5:07]
- 作曲:桜井和寿
- フジテレビ系ドラマ『若者のすべて』主題歌。
- 『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』挿入歌。
- 曲名は“明日は知れず”という意味で、当初のタイトルは「明日への架け橋」[1]。
- 作曲にあたって桜井の考えたAメロと小林の考えたコード進行が偶然にも一致し、その勢いもあってか30分ほどで曲のほとんどを作り上げ[2]わずか3時間で完成した[3]。詞ができたのは翌月で、その中の「勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてく」というフレーズは石神井公園でジョギング中の桜井の頭に浮かんだもの[3]。
- 作曲されたのがイベント先の名古屋であったことや[3][4]、レコード会社の社長がこれは金のにおいがすると言ったことから「金のしゃちほこ」という仮タイトルも付けられた[5]。
- ミュージック・ビデオは全て海外で撮影されており、大サビの部分はオーストラリアのグレートオーシャン・ロードの断崖絶壁でヘリコプターを使って撮影された[3][6]。2018年3月21日発売のライブ・ビデオ『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』に収録されている。監督は信藤三雄。
- ラヴ コネクション [4:56]
- 作曲:桜井和寿・小林武史
- 4thアルバム『Atomic Heart』からのシングルカット。当初、本作のB面になる予定だった「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」に代わって収録された。
- Tomorrow never knows (Instrumental Version) [5:07]
テレビ出演
番組名 | 日付 | 放送局 | 演奏曲 |
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HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP | 1994年11月21日 | フジテレビ | Tomorrow never knows[7] |
ミュージックステーション | 1994年11月25日 | テレビ朝日 | Tomorrow never knows[7] |
1994 FNS歌謡祭 | 1994年12月6日 | フジテレビ | Tomorrow never knows[7] |
ミュージックステーション | 1994年12月30日 | テレビ朝日 | innocent world Tomorrow never knows[7] |
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP | 1995年2月20日 | フジテレビ | 花はどこへ行った Tomorrow never knows everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-[8] |
ポップジャム | 1995年6月9日 | NHK総合 | 【es】 〜Theme of es〜 Tomorrow never knows[8] |
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP | 1997年3月17日 | フジテレビ | Tomorrow never knows 名もなき詩 シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- Everything (It's you)[9] |
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP | 2003年12月1日 | フジテレビ | Tomorrow never knows |
Music Lovers | 2007年3月11日 | 日本テレビ | Tomorrow never knows フェイク 彩り しるし[10] |
僕らの音楽 | 2012年11月23日 | フジテレビ | 常套句 Tomorrow never knows Marshmallow day[11] |
ライブ映像作品
Tomorrow never knows
ラヴ コネクション
楽曲の収録アルバム
Tomorrow never knows
- 『LAND IN ASIA』
- 『BOLERO』(remixバージョン)
- 『Mr.Children 1992-1995』(remixバージョン)
- 『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』(remixバージョン)
ラヴ コネクション
カバー
- Tomorrow never knows
- 和田アキ子(1995年、アルバム『Alive/song(s) for you '95』の9曲目/2011年、シングル『ff (フォルティシモ)』の3曲目のそれぞれに同一バージョンを収録)
- 阿部恭子(2009年、ミニアルバム『やさしいうた』に収録)
- NOKKO(2010年、アルバム『kiss』に収録)
- Acid Black Cherry (2017年、カバーアルバム『Recreation 4』に収録)
- HAN-KUN(2019年、カバーアルバム『Musical Ambassador』に収録)
脚注
注釈
- ^ なお、この年の年間1位は前作の『innocent world』。
- ^ オリコン歴代シングルチャートTOP10の作品のうち、年間1位を獲得していないのは、本作と『SAY YES』(CHAGE and ASKA)のみ。
出典
- ^ 『【es】 Mr.Children in 370 DAYS』角川書店
- ^ ドキュメンタリー映画『【es】 Mr.Children in FILM』での桜井のインタビューより。
- ^ a b c d 『Mr.Children 1992-1995』ライナーノーツ
- ^ 『ミュージックステーション』(2006年10月13日)
- ^ 『ミュージックステーション 最強ソング2時間SP』(2007年5月)
- ^ “ここで撮影してたんだ...Mr.ChildrenのPVロケ地が美しすぎる!
”. NAVER まとめ. 2020年6月11日閲覧。
- ^ a b c d “ToolBox TV 1994
”. 2007年6月5日時点のオリジナル
よりアーカイブ。2020年8月9日閲覧。
- ^ a b “ToolBox TV 1995
”. 2007年5月27日時点のオリジナル
よりアーカイブ。2020年8月9日閲覧。
- ^ “ToolBox TV 1997
”. 2007年6月5日時点のオリジナル
よりアーカイブ。2020年8月9日閲覧。
- ^ “「Music Lovers」で絢香とトーク”
. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2007年3月6日) 2020年8月9日閲覧。
- ^ “ミスチル「僕らの音楽」で珠玉の3曲、対談はコブクロ小渕”
. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2012年11月22日) 2020年8月9日閲覧。
外部リンク
ソース
情報の状況: 19.07.2021 08:24:37 CEST
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